2017年6月22日木曜日

◇進行の早い小児がん

大人のがんと比べ、進行の早い小児がんの治療にあたっては、正確な診断が何よりも重要です。

しかし、正確な診断がなされず、病院を転々とすることも多く、最初に病院で受診してから3ヶ月以上たって小児がんと診断されるケースもあります。

こうした状況を小児がん患者さんのお母さんから聞いた遠藤守都議は「小児がんの患者さんが一般の診療所や病院で受診した場合でも正確に診断され、適切な治療に早くつながるようにしたい!」と議会で提案。その提案が実ったのが、小児がんの初発症状や特徴などわかりやすく取りまとめたのが、小児がん診断ハンドブックです。
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これをこの度、厚生労働省は全国の一般小児科医の診断の一助として有用として、全国や関係学会などに通知が15日、発出されました。
小児がんは早く見つけて、適切な治療を受けられれば7割は治ると言われています。全国にしっかり広げて行きたいと思います。https://www.komei.or.jp/news/detail/20170622_24680